2015年を振り返って

とうとう年末が迫ってきました。早いものです。Hey! Say! JUMPの年末カウントダウンコンサートにもお優しい方に譲って頂き、今からドキドキが止まりません。
ですのでいまいち今年が終わる…いよいよ終わる…!という危機感はないのですがとりあえず書くことで年末だよ年始だよ師走だよ!と実感できるといいなという希望も込めて書いていこうと思います。ヲタク的に2015年を振り返ります。あしからず。

1月 
寺沢勘太郎一家 大阪、名古屋参戦

いきなりの発表からドタバタしながらチケットを申し込み全滅。しかし優しい友人の助けにより大阪公演の二階席で楽しむことが決まり嬉しかったものの、仕事終わりにダッシュで駆けつけたので疲労のほうが若干勝っていた思い出。
変わらず岩沢厚冶の美声に痺れる。
優しい呼人さん、かわいい勘太郎さんに感謝。
でもゆずに慣れてしまっているわたしからするとものすごく寂しく感じて「ああ、きっとわたしはゆずの岩沢厚冶がすきなんだろうな…」というところに落ち着いた。
名古屋はたまたま同じ相方にチケットが余ったから来ないかと誘われ行くことに。
2回目は立ち見。身長問題でほぼ姿は伺いしれなかったが(3人とも)なぜか姿が見えないまま聴いた「方程式2」に号泣。
前のブログでこぼした繰り返しになるが「きっと北川さんがいなければこの世界で歌を歌ってくれていなかったに違いない」という思い込みを乗せてボロボロになった。

2月
嵐「Sakura」発売

ヲタク的には特にどこにも行っていないが後輩の卒業展示や友だちとでかけていることを一応記載しておこう。
「Sakura」に関して言うと謎のナレーション問題でほぼ見ていないがわたしがすきな山コンビがふふふと微笑み合いながら会話を楽しんでいる姿ににやにやした記憶。
櫻井さんののどから鎖骨にかけての線が美しい。

3月
嵐会 at 仙台
モーニング娘。'15コンサートツアー「GRADATION」仙台公演 昼の部

モーニング娘。においての初遠征、人生においての初凱旋公演、初握手会にめちゃめちゃテンションが上がった3月。
初期のモーニング娘。曲に挑む現メンバー、今までスポットの当たらなかったメンバーに増えた歌割、そして青に染まる会場に涙がホロホロと流れて止まりまらない。お金と余裕があればまた必ずや!とメラメラしている年末です。仙台の名物がどれもおいしくて相方には頭が上がりません。いつもゆべしをありがとう。
そしてその前日に行われた彼女との第1回嵐会at仙台も楽しかったけど人見知り爆発させてしまい現翔潤のような優しい世界だった。(今や過去…一体何が)

4月

初ROCK!しかもわたしが当てるという暴挙。ここでわたしのチケット運は尽きたと確信した。調子に乗っていたせいかめちゃくちゃ道に迷う。というか待ち合わせ場所を勘違いしていた。そしてライブでは実質5列目くらいの立ち見。汗が涙が恐ろしいほど溢れてクラクラヘロヘロ状態。まだ春なのに!まだ20代なのに!
雨は止むの演出が今でもこびりついて離れない。とうとう40代のaikoも変わらずかわいいを全身で体現していた。

5月
第2回嵐会at兵庫
クレヨンしんちゃん オラの引越し物語〜サボテンの逆襲」鑑賞

前日に旧友の大野担が泊まりに来る。
夕飯を外で食べて、うちでお酒ベロベロにのんでしゃべってたらBLASTハワイを鑑賞できないくらいのベロベロに。結局朝っぱらから嵐のキラキラ美しい涙を見て騒ぎ倒すことになり、昼から映画へ。
展開が急転直下でおばさんたち付いていけない状態だったもののなんだかハッピー!って感じだった。おいしいクッキーとお酒を置き土産に彼女はわたパチいりのチョコレート片手に去って行った。

6月
「TRIANGLE」モーニング娘。'15 β編 鑑賞
嵐のワクワク学校2015 日本がもっと楽しくなる四季の授業 東京ドーム1日目 参加

第2回嵐会 at東京

劇女「TRIANGLE」モーニング娘。'15 α編 鑑賞

一応鑑賞した順番に記載。
夜行バスでかっとび、仙台の彼女と再会。チケットを取り合いっこした「TRIANGLE」を見てヲタクらしくこじらせつつ、双子コーデなのかとつっこまれそうな真っ赤具合のまま東京ドームへ嵐とHey! Say! JUMPの授業に参加。
わたしの口から発せられたのは「残業頑張って良かった」「本当に当ててくれてありがとう」の2つだったと思う。語彙力。
夜は第2回嵐会。
「あーーーーかっこいいーかっこいいよーー」とここでも語彙力。そしてまさかの爆睡。
「すごい態勢で寝てたよ」と言われたことも記載しておこう。
翌日α編鑑賞。
物語全貌が見えてよりこじらせるふたり。
兼ヲタつらい、が合言葉になる。
わたしはキリ様にフォーリンラブする。

7月
BLAST宮城当落
嵐LIVETOUR THE DIGITALIAN DVD発売

あえなく落選。
ここから猛スピードで気になっていたHey! Say! JUMPに落ちかけていく。いやもう落ちてたのかもしれない。
いや落ちかけてたにしておこう。
THE DIGITALIANはBDを購入し、自宅では見られなかったため(なぜ買った)翌月嵐会を開くことになる。ちなみに今は実家にいるため楽しむことができる。

8月
第2回嵐会 at大阪
第3回嵐会 at神戸
ゆず「二人参客」横浜スタジアム 黄色の日 参戦

「THE DIGITALIANが見たい…!」で生きてた8月。とうとう叶う日がやって来た。
ゆずアカウントで知り合った大阪の二宮担との鑑賞会2回目(at カラオケ)を敢行。翔ちゃんきっかけで落ちた磁石担だから!と言い張ってた彼女だったがもはや黄色いおじさんに夢中であった。メイキング映像GJ。いや本当にありがとう、ありがとうの世界。
そしてたまらず旧友大野担に連絡。
「BD映像で見ないか、カラオケで」
「なぜDVDにしなかった」と言いつつ一緒に見てくれる彼女の優しさが身にしみる。
今回はDisco Starを歌い浮かれる。
翌日の部活の飲み会でも彼女に出会い「実はHey! Say! JUMPがかわいすぎて困ってるやばい」と告白すると「嵐なら付き合ってあげるしまだあんたは若い大丈夫だ」と励まされる。
ゆず「二人参客」ではものの見事に土砂降り。
雨の音でかき消されるジャニスを聞きながら色んな意味で号泣。ゆずっこ(所謂ゆずヲタク)を辞めることを決意。普通にすき、ファンでいることを決める。

そして母と見たレ・ミゼラブル最高だった。
生の舞台はこれからも見て行きたい。

そして引っ越し完了。再び大学へ通い始める。

9月
嵐「愛を叫べ」発売

大学の手続き等で忙しく過ごす。
BLAST宮城で楽しそうなTLに押しつぶされそうになりつつ、ギャラリーへ通いつめ作品をひたすら見て勉強。
愛を叫べはポップでロックでとても好みだったためとても楽しみにしており、期待通りのシングルナンバー王道感。正に嵐。
と言いつつ「ユメニカケル」が期待以上にいい曲で2番の歌詞を聴いて何度も励まされる。
そしてあえなくツアー落選。
それにより加速し始めるHey! Say! JUMPへの浮気。いのおくんかわいい病発症。

10月
Hey! Say! JUMP「キミアトラクション」
嵐「Japonism」発売

「Japonism」のよいとこ盤を購入。なにせ仕事を辞めて学生に戻ったばかりのためお金が無い。ラジオ大好きウラアラトーク大好物なわたしは迷わずこちらを選択。しかしキミアトラクションはどうしたものか。いや買うのかお前…事務所が好きじゃなくて嵐が好きなだけ!が口癖だったじゃん?!CD買ったら後に戻れないよ?!と心の中でツッコミつつはるばる沿線を周りまくり両初回をGETしているあたりただの本気だった。
これからはきちんと予約しましょう。こうしてHey! Say! JUMPみんなかわいいの仲間入りである。
初海外台湾へ行ったのもこの月であった。9月にいのおくんが台湾へ行くのが目撃されており、なぜわたしは10月に…!とよく分からない悔しがりかたをした。台湾たのしかったです。

11月
第3回 嵐会 at横浜
嵐LIVETOUR「Japonism」グッツ参戦

キミアトラクションのMV並びにメイキング映像がドツボだったため授業に行く前、帰ってきてから。と繰り返し何回も見ていたそんな中。
やってきました仙台の彼女との夜会at横浜。
口を開けばいのおくんが!を封印し、純粋に嵐ヲタをキメることにする決意をわたしが固める中、ちねんくんが…!とつぶやいてた彼女に乗じキミアトラクションを朝っぱらから鑑賞。いつ見ても天使はかわいい。夕方天神のもつ鍋、並びに居酒屋の嵐推しが最高でゆずサワー1杯でヘベレケになりつつ、ホテルで見たBLASTハワイの「きっと大丈夫」で泣き、大野智につられ泣く、というなかなかの惨事になる(わたしが)。
BLAST仙台に参戦した時の彼女の話や微妙に共通テーマを抱えていたため色んな意味で盛り上がる夜を過ごし、次も会おうと爽やかに帰宅。
今やちねんくんも推し始めた彼女に幸あれ

そしてグッツ参戦を初敢行with旧友の大野担。
めっちゃ切なくてめっちゃ楽しかった。
次はビッくらポンしたいです。

12月
ゆず「TOWA」episode zero
Hey! Say! JUMP COUNTDOWN CONCERT 2015-2016
「JUMPingCARNIVAL」12/31 1部

予定。

というわけで書きながら思ったけどやっぱりまだ2015年終わってないよね?
ヲタクを辞めて初めて見るゆずライブもヲタク加速の一途がとどまらない初めてのHey! Say! JUMPのコンサートもまだ残っている。
改めて考えなければならない案件である。
もう少し2015年を楽しもうと思う。

ヲタクに関してもたくさん書いてきたが、友だちとの交流並びに絵画や展覧会鑑賞もとても充実していたように思う。
来年は関西に留まらず他の地域にも進出していきたい。

という訳で、ヲタクエンジョイの為にバイトの面接にいってきまーす!

よいクリスマスを、そしてよい新年を。

好きなところを好きなだけ

ふとした瞬間に逃げ出したくなる衝動と戦いながら本日も求人票を見て履歴書を丁寧に書いています。
そんな合間に「ああどうしてこんなに好きなんだろう」とベストアーティストを見て改めて感じたHey! Say! JUMPの話を今回も書こうと思います。まだ新規者であることと妄想好きであることを踏まえて適当にあしらいながら読んでいただけると幸いです。
特に順番も意識してないのでご了承ください。

Hey! Say! 7
山田涼介
中世的なビジュアルに金髪が似合う王子様でクールな見た目に反し、血のにじむような努力の上に立つ絶対エース。
あーなんて熱い人なんだろう、と思う。
インタビューでもキリリとした言葉が並んでいて毎回涙ぐんでしまう。あなたが真ん中でずっとずっと長い間みんなを引っ張っていってくれて本当によかった。絶対エースだけど孤高のエースという初めのイメージとはかけ離れていて、ソロのシングルを出すのにすごく躊躇った。なんて話からHey! Say! JUMPへの愛情を誰よりも強く持ち続けてくれている。
最近のインタビューで言ってたエースであることの重圧から解放された。みんなが俺の持ってた荷物を持ってくれてる感じ。という言葉やメンバーの活躍を喜ぶ姿にあなたが折れずにいてくれてやっぱり良かったと感謝せざるを得ない。
パフォーマンスはアイドルを体現するかのようなスキのない身のこなしが美しいダンスと表情の作り込みがいつどの瞬間も完璧。コンサートの山田涼介と普段の山田涼介は別人格という風なことも言っていて、ステージ上では1番かっこいいって思って立っています。というところからもプロ意識の高さにグッとくる。
ビブラートが効いた高音が本当に綺麗。
セクシーな曲にもバラードにもすんなり対応する安定した歌声も長年のトレーニングの賜物。

そんな中バラエティやJUMPの企画等で見られる"普通さ"のギャップがかわいい。
いじられるやまちゃんすごくかわいい。
あと鋭いツッコミ(というよりはケンカ腰な)も結構すきです。
個人的に知念くんに過保護すぎるところがツボ。JUMPのお姉ちゃん。

知念侑李
生まれ持った運動神経、生まれ持った口角、そして愛される存在=アイドルを具現化したようなキュートな超人。
かわいらしい容姿や身長からは想像できないキレッキレなダンスにアクロバット。そしてさらっと放つ毒舌のギャップが魅力的。メンバー各所から愛される年少ポジションを確立しているためか自分からのアプローチ下手で(メンバー以外には?)人見知り。ガムテープ事件から察するになかなかのもののように感じる。
かわいい自分を武器に計算されたパフォーマンスや言動も多く見られるが様になる上に楽曲によってはかっこいい知念侑李も確立されつつあり、見ていて飽きない。

特徴的な歌声だがどの曲にもハマりがよくどこかキュン!とくる甘酸っぱい声でHey! Say! JUMPの楽曲に華を添える。かわいい担当はここでもかわいいを全うするのか…としみじみ思う。そして前述したがアクロバットやダンスの魅力は計り知れない。ゆびさきまで神経が行き届いた凛とした美しさがあると思う。
個人的に身長が低い人が意図していなくても踊っている時に身体がフワリと浮く瞬間がすきなので知念くんのダンスとても好みです。

「知念はかわいい」とメンバーに終始過保護なまでに愛される姿がすき。
改めて文にするとよく分からないがなんかそういう気持ちになる。愛されていてほしい。
後は9人の中で1番年下であるせいか物事の本質を見抜くのが早いなぁと思います。
空気は読むけど遠慮しないところが男前でかっこいい。キッチンの引き出しにテレビのリモコンが収納されているという生活感の無さ、すき。アイドル知念くんが一体どういう人なのかずっと気になる存在であってほしい。

中島裕翔
気品のある美しい容姿に手足の長いモデル体型からは想像もつかない奇行でHey! Say! JUMPの温度を上げる自由人。カメラにドラム、タップダンス等。とても多趣味で凝り症なせいかほぼ趣味に留まっていないところがすごい。
俳優業とモデル業にも精を出しており、全てにおいて平均以上。新しい道、新しい風をめいいっぱいHey! Say! JUMPに送り込んでくれる力強い存在。アイドル濃度が薄めなところも魅力に繋がっている。あとすごく真面目な印象。

パフォーマンスは長い手足から繰り出されるしなやかなでダイナミックなダンスがかっこいい。身長のせいか最近は後ろで踊ることも多いがセンターに中島くんが立った瞬間ステージがものすごく華やかになる。個人的にダンスナンバーでよく見られる目を細めてにっと口角を上げる表情がとてもすき。
JUMPバンドではドラムを担当。
多分というかめっちゃうまいし連続3曲も演奏できるその体力とモチベーションたるや。
歌声はまっさらで真っ直ぐ。誰の気配もなくて中島裕翔の声そのままが飛び込んで来る感じ。
さわやかでとても気持ちいい。

私はワクワク学校での彼を見て大人っぽくて美青年だなぁ…と見ていたのだけれどMVのメイキング映像から伺える謎の行動謎のテンション謎のスイッチONにめっちゃびっくりするのと同時にめっちゃ笑った。なんだこのワンダーランド。すき。
個人的には機転の効いたコメントと合わせてリアクションもいいなぁと思うのでドラマだけじゃなくバラエティ番組にも出て欲しい。
真面目でなんでもできちゃう優等生という反面、性格はとても寂しがりやな気がする。特にメンバーといる時はかまって!としっぽをブンブン振ってパタパタ走り回る大型犬みたいでとにかく愛くるしい。多分知念くんより弟気質。その振り幅ずるいかわいい。

男らしい体つきと果てしなく優しい性格をあわせもつ英国紳士。なかなかの天然のためJUMPのいじられキャラ
留学経験があり、英語がペラペラ。海外へ出かけると男らしくガンガン行く!値切ろうとするんだよ!と海外ではメンバーに頼られる存在。話したり笑うだけでマイナスイオンがほわほわほわ〜と溢れ出てめちゃくちゃ癒される。アルパカみたい。
とにかく優しい人だなぁという印象と同時に懐の広さと深さに舌を巻く。どうやったらこんな真っ白で真っ直ぐな成人男性が産まれ育つのでしょうか。息子にしたい。

たまに振付が危うい時もあるけれどキレのある動きにキュンとくる。
なにせ他のメンバーと比べてバックダンサー、ジュニアの経験が誰よりも浅い(海外を行ったり来たりしてた)のにジャニーズ1難しいと言われているHey! Say! JUMPのダンスに付いていくその根性がめちゃくちゃすごい。
歌声はしっとりした色気のある声プラス男っぽさ(雄っぽさ)を感じる声。いつかYes!みたいな色っぽい曲も歌って欲しい!と切望してる。
JUMPバンドではギターを担当。ほわほわしたイメージから一転、この人そうだめっちゃイケメンだった…と気付かされる。
ギター弾く姿がすきすぎてなんかもう言葉にできないくらいかっこよくて変な声しか出ない。(個人的に) Just For Youのパフォーマンスがすきすぎる。

はじめ岡本くんがいじられているを見ながら「それでいいの…?」と思っていたけれど最近ではどちらかというと岡本くんの懐の深さに甘えるメンバーという風に見える不思議。
ファーストクラスⅡを実はファンになる前にずっとみていたのですが「誰だろうこの若い俳優さん、かっこいい」と見ていたし年齢ももう少し上だと思ってたのでお芝居の伸びしろめちゃくちゃあるんじゃ…!と期待してます。

Hey! Say! BEST
有岡大貴
Hey! Say! JUMPのムードメーカー。過去現在にかけて7とBESTの架け橋として仲を取り持った功労者でもある。やわらかい見た目と太陽みたいな笑顔でどちらかというとかわいらしい印象を与えるが、クールな表情や演技もモノにする完全に爆モテ系。あとすごくおしゃれに気を使ってるように思う。お昼の番組やバラエティ番組の経験が豊富で自分たちの番組でもその能力を発揮。
自分なりの言葉で話し、背伸びしない姿がかっこいい。よく周りを見ているようで、先輩やメンバーのプライベート情報の宝庫でもある。

わたしはHey! Say! JUMPの中で有岡くんのダンスが1番すきです。キレがあるのはもちろんだけれどガシガシ踊る男っぽさとさらに楽曲をより盛り上げるであろう仕草と表情がアイドルしてます!って感じでたまりません。コンサート後半になるにつれその全力さ故に汗で前髪が壊滅していくところがすき。なにせR&B調の曲の有岡くん天才的にかっこいいから!見て!
歌声は変幻自在春満開という感じ。(?) 声色ひとつひとつに表情があってこういう曲、と音で感じることができる五感が刺激される歌声。
ラップもかっこよくてすきだけどバラード曲の声が本当に優しくて儚くてとてもすき。

バラエティ番組にしてもドラマにしてもなんでも器用にこなしてるような気がするけど多分影での努力もあるんだろうなぁ、でもそれが全然見えないところが素敵だなぁと思います。
きついロケでも弱音をはくのではなくその場の空気を軽くする優しさ力にときめかざるを得ない。Hey! Say! JUMPの中でも大人度かなり高いと思ってる。7のお兄ちゃん、BESTの支柱。

伊野尾慧
テキトーキャラを定着させたマイペース猫男子。山田くん曰くJUMPの高田純次
白くて中性的な顔立ちとマッシュルームヘアが似合う美形で今やHey! Say! JUMPの窓口的な立ち位置。テキトーキャラではあるが見たままそのままの自分を見てもらえればいい、とインタビューで時折言っているため自身のポリシーに乗っ取ったテキトーなのだろうと思われる。端的に言うと芯がある。大学で建築の勉強をしていたこともあり歌って踊れて図面も書けるアイドルでもある。サブカル女子のハート鷲掴み。とらえどころのないところがすき。

ダンスはこんにゃくみたいなふにゃふにゃやわらかい軟体動物のような動き。キレというわけではないけど一体感が大事な曲が多いJUMPの中で周りに合わせるのに特化したように(勝手に)思う。最近カメラに抜かれるシーンや歌割も多く、見てるだけでかわいい!すき!と言ってしまう系のわたしなのであれですがくるくると変わる表情がとってもあざとい。ここで抜かれるぞとわかっててもかわいいって言っちゃう。
甘ふわキャンディーボイスな歌声でド新規のわたしでもあっ伊野尾くんだ!って分かるくらい特徴的。イケイケ曲も甘さの残る声がスパイスになりより曲の楽しさが増す気がしてる。

かわいい見た目で堕ちたミーハーなわたしなのですが知れば知るほどかっこよくて深みにハマっています。自分を貫き通す男らしさだったりメンバーには愛情表現が不器用なだけでたくさんの感謝があって、きっと今まさに行動(お仕事)となって表してるのかなぁなんて想像してます。個人的にはまたドラマに出て欲しいです。

細マッチョでスタイル抜群。中身はキラッと明るいJUMPのお母さん。ボケたりモノマネをしてみたり盛り上げ役としても活躍中。面倒見のいい性格や年齢でしっかり者と思われがちだが言い間違いや噛んだときに加算される「八乙女ポイント」が存在するうっかりさん。有岡くんと同じくお昼の番組に出演しているが、過去に年齢が高い人たちとの共演が多かったこともあり礼儀正しいところや丁寧な話し方で主婦層のハートをしっかり掴んでいる。ひだまりが似合う優しい雰囲気を常にまとっていて見ているだけで穏やかな気持ちになる。意図してないところで突然表れるひかにゃんのかわいさにみんなもっと気づいて?

ダンスでは立ち姿がとても綺麗でかっこいい。そこからふっと動きに入る瞬間に見惚れる。俯き気味の角度もすき。コンサートでは盛り上げ番長として率先して煽り全力で駆け回る。
憧れの稲葉さんを思わせるような歌声だけれど曲に浮くことなく馴染んでいる。多分少し舌っ足らずで成人男性にしては高めの声だからではないかなぁと思う。刺激的だけどなんだかフェミニンでクセになる。ラップにもそれが生かされてて八乙女くんのおかげでよりお耳が楽しいです。
JUMPバンドではベースを担当。年を重ねるごとにとてもうまくなっていっていてベース好きのわたしは期待しまくりです。八乙女くんの横顔がすきなのでたくさん見られるのも嬉しかったり。

しっかり者でツッコミ担当という最初の印象からフェミニン…!というよくわからない印象変化。なんにでも強そうなのにゲテモノが苦手でえづく等、本人は全然意識してないところで浮き彫りになる育ちのいいお嬢さん感…もう少し研究したい。ふざけてるときもああ…!がんばってる!がんばって!って言っちゃうとこある。過保護か。階級も上がったしアクション映画なりドラマなりに出てくれないかな〜と妄想は膨らむばかり。

薮宏太
最年長1人目。みんなの成長を常に見守る(自称)にこにこおじさん。普段インタビューや会見では1番年上だししっかりしなきゃ。という意識を感じるがたまにタガが外れてボケが大暴れするのでどうかそろそろ八乙女くん全力で止めてあげてください。家庭内では実は末っ子らしいのできっと甘えたいのかな。かわいいね。
笑った瞬間目がなくなる癒し系の笑顔すごくすきこっちもとろける。見た目は高身長でおそろしく足が長いモデル体型。何人いるんだ。
頭が良くてメンバーの知らないことをたくさん教えてくれる歩く辞書。個人的には普段から色々と勉強してるのかな?と推測している。
サッカーが大好きでお休みの日は部屋で録画したサッカーを見たりお気に入りの選手のかっこいいシュートシーンを編集したりするという熱の入れよう。

カメラに抜かれた時のパフォーマンスがめちゃくちゃ上手。指の動きひとつでテレビ越しなのにこんなに引き込まれるオーラを放つ人います?そんなわたしは恒例のと言わんばかりに薮様!って言っちゃってます。
がむしゃらに、とはかけ離れたしなやかな身のこなしが魅力のダンスもかっこいい。
そしてなんといっても歌声!曲ごとに声色を変えるのではなくひたすらに自分の歌がどう曲に反応するかみたいなギリギリを楽しんでる感じがとっても帝王。ソロパート毎回楽しみにしてます。

今後はぜひアナウンサーなお仕事が見たいです。この前の24hテレビしかり、いたジャンしかり、ものすごく進行がスムーズだし聞き取りやすいし穏やかだしなによりあのとろけるチーズスマイル(勝手にそう呼んでる)にお茶の間もめちゃくちゃに癒されたらいい!
こんなふうに書くとしっかり者のお兄さんって感じだけど料理が全然できない生活力のなさがびっくりするくらい愛おしい。味わい深い生き物すぎるよ薮くん。

一見強面、よく見れば綺麗なお姉さん、もっとよく見れば無邪気な小学生。無限の可能性を秘めた海が大好き癒し系。見た目から発するワイルドさ×しっとりした色気からは想像がつかないピュアで無邪気すぎる発言や行動、ふとした仕草にみられる女の子度の高さにあれ?!見間違いじゃないよね?!となる。ゅぅゃ。
天然というよりは本人曰くちょっとバカ♡
服装は全く気にしないがためおしゃれさん山田くんに世話を焼かれがち。最年長2人目。

どしっとした肉食獣みたいな見た目と雰囲気が曲に混ざり合うと存在感がグッと増す。ダンスは身体をくねらせる柔らかい動きがとても綺麗でどちらかというと男子らしさが少なく、やっぱりお姉さんって感じ。そしてそこに付属してついてくるイケメンボイス相当罪深い。
その声はしっとり上品こしあんのようなしめやかさ。Hey! Say! JUMPの個性溢れる歌声の中でもスッと耳に入ってくる男っぽい声代表。
ドキ!ときめきメリーゴーランドとはこういうことなのか…としみじみ。声フェチの意味がよく分からなかったわたしも虜です。

今や世間バレ必須の実はピュアかわいい高木くんに夢中。かわいいにもたくさん種類があると思うけど高木くんのかわいさはなんといっても子どもっぽさ! ブランコに乗っちゃったり疲れたー!って堂々と言ったり楽しかったらたのしー!ってすごく分かりやすい反応が返ってくる心地よさ。とは言っても最年長。メンバーに紹介したお店に前もって支払いを済ませていたり、山田くんがソロでCDを出すのを迷っている時も「俺だったらやるよ」と背中を押したり根の優しい兄貴肌。
引っ張っていく、というよりは自然と心地よさを求めてみんなが集まっていくような存在。
人見知りはあんまりしないようだし旅もすきだし家族に乾杯とかに出て欲しい。おばあちゃんにめっちゃ気に入ってもらえそう。


以上、今現在私が勝手に思うみんなのイメージです。
よく見ればBESTにめっちゃ甘いことに気づいたり7くんたちのかっこよさにため息つきまくりとそんな感じみたいです。
そして書き始めてから10日以上かかりましたよねどういうことなの。

改めて知念くん、光くん誕生日おめでとうございました。
年末会えたらいいな……チケット探します。

落ちた先に待っている沼の底とは

とうとうやってしまった。
毎日言霊のようにやめようやめてしまうべきだと唱えてきたのもつかの間、真っ逆さまにわたしは落っこちた。
沼に。
伊野尾慧という沼に。

彼の名前を知ったのは半年前。
毎年恒例になりつつある嵐のワクワク学校に櫻井担の友人が当選。
彼女とは2グループに渡り(嵐、モーニング娘。'15)同じ担当被りであり、ほぼ同時期にそれぞれのグループにハマったこともありとても気が合う。
そんな彼女との初遠征、初現場!とても興奮していたがひとつ毎年のワクワク学校とは装いが違った。
それは同じ事務所の後輩グループHey! Say! JUMPが生徒として参加するというもの。
しかも9人。
山田くんと知念くんは分かる。後は分からなかった。
流石にそれはHey! Say! JUMPにも嵐にも失礼だと思い3日前から猛勉強。
出発前にMステに出演していた彼らを見ながら「彼がたかきくん、えっと隣が…えーーあーーー!待って動かないで!」と心の中で絶叫しながら復習をし、なんとか名前と顔が一致する程度に成長。ワクワク学校を楽しんだ。
わたしは元々ジャニーズがすきだったわけではなく、20代をすぎてからのジャニーズファンデビューなので特に認識のないグループのメンバー全員の名前と顔の一致はなかなかハードルが高かった。

その時のわたしの認識は「若い…」これに尽きると思う。
Mステで披露した曲は「キラキラ光れ」だったのだが、おじさん好きなわたしからすればもう半端なくキラキラしまくりで正直目が潰れるのではないかと言うくらいピチピチ。ちゃんと調べるまでみんな20歳くらい?と思っていた。
なにせ楽曲がめちゃくちゃかわいい。
かっこいい曲も深めていくとおお!と目に付き始めるのだがこの時点では極端にかわいいアイドルソングに強烈なインパクトがあり、「同い年くらいの男の人なのにかわいいを求められるのか…大変だなぁ…」とすら思っていた。

それもつかの間である。

帰宅後しばらくして嵐BLAST in Miyagiの当落発表に惨敗。
このところのぼり調子だったわたしの少ない運もあっさりここで途絶えたようで、わたしはお留守番組に。
あーーー行きたい。
そのままわたしの名義が息を吹き返すわけでもなく、とにかく寂しすぎて辛すぎてDVDさえ観ようという気にならない。
ああそんなに好きだったか……ふとそんなことを思った時。正直自分で自分に引いた。
あまりに固執しすぎな事実である。
チケットが取れた!復活当選した!ホテルどうしよう!の文字を見るだけで嫉妬という嫉妬がメキメキとチカラを付けわたしを支配し始めていた。これは完璧にスリーアウト。
なりたくないファンになっている、確実に。

そんな恐ろしい事実に直面し生活からそっと嵐を遠ざけこのままSNSにいることさえも辛くなっていたそんな時。

……そういえばHey! Say! JUMPって。

これが全てのはじまりだった。
名前が一致し、ワクワク学校で嵐にかわいがられている様子からもう既に気になる存在になっていたのだと思う。
まぁ本命は嵐だし。後輩グループのことを知ってるというのは次のワクワク学校を楽しむのにとても有利なのではないだろうか。
いやもはやこれさえも言い訳な気がしてきたが一応そう書いておこう。

初めにあっと思ったのは「いただきハイジャンプ」だ。
寝起きドッキリをきっかけに見事にハマってしまった。様々なロケをこなしたりこなせなかったりする様子を見漁りじわじわそれぞれのキャラを掴めたそのとき。
かわいい!おもしろい!なんだこの番組!
このくだらなさ宿題くん!!
でも嵐にはないまだ未発展な感じ…応援した……いやいや、わたしには嵐が!

しかしここでやはり本業であるほう、どんな曲を歌ってるのかどんなダンスを踊っているのかが気になり初めてしまい検索し始める。
あーこれはまずい。そう口では言いながらも、もう片足は落ちる準備をし始めた。
かわいいファンシーな曲からバンドからR&B、バキバキのダンスナンバーまで隊列の整った美しいダンスに個性できらめく歌声。
好きにならないほうがおかしい。

いやいや曲ならまだ大丈夫なはず!まだシングルしか分かってないし!ほらコンサートDVDにまで手を出し始めたら最悪の場合この沼に真っ逆さまだとは思うけどまだそこまでじゃないはず。
だめだめ、かわいい後輩グループで終わらせなくては。

そんなタイミングで長時間音楽番組に嵐とモーニング娘。'15と出演するということで録画。
楽曲は「Chau#」しかもあのCDジャケットで着ていた王子様衣装での登場だった。
え!なにこれめっちゃ…うわああああめっちゃかわいいいいい
パッと映った伊野尾くんのふわふわパーママッシュで踊ってる姿に完全に落ちた。
いやもうどういうことなの神様説明して。
確かに「かわいいな〜Hey! Say! JUMPなら伊野尾くんかな〜」と思ってたけど
「なら」じゃなくて「すき!!!!」ってなったこの感情は。
ポップでハッピーってなんなのこういうことなの。

もちろん嵐もとてもかわいかった。衣装も素敵だったし。

でもあの、あの伊野尾くん……伊野尾くん…

これは完全にやられた。

と気づくまで少しかかった。
なにせ嵐が好きなのであって、ジャニーズがすきということではなさそう。というのが自分なりの見解だったはずだ。
嵐以外のグループの曲もメンバーにも特に興味がなかったわけで、わたしはただの嵐ファンだ!ジャニーズファンではない!と言い聞かせてきたのだ。
しかし沼はずぶずぶとわたしを襲う。

伊野尾慧の魅力はかわいいだけじゃない、的なまとめだったと思う。
過去のインタビューからこういう人、こういう考え方を持ったアイドルであるということを古参のファンの方がまとめているサイトにたどり着いてしまったのだ。
取りあえずお気に入りに追加した。
読む?読まない?自問自答を数週間繰り返す往生際がとことん悪いわたし。
多分読んでしまったら好きになってしまう。
ファンになってしまう。
ああでも悩んでいるということはもう好きなのではないだろうか。

意を決して読んだ。

はい、すき。

へらへらテキトーキャラのイメージから仕事に真面目な秘密兵器、メンバー想いの恥ずかしがり屋、周りを受け入れる包容力、自由でありたい猫気質、甘い声と顔に似合わず性格の男っぽさ。

はい、すき。

もうすき。

こうなるとヲタクは止められない。
Hey! Say! JUMPが出るテレビを録画、曲の勉強、コンサートレポを収集をし始め、コンビやメンバーの関係性を調べあげる。
ものの見事にハマった。
しかし、ファンクラブに入るか入らまいか…
嵐のファンクラブにも所属しつつ他にもすきなアーティストを応援しているのでこれ以上ヲタク、働けるのか?
でも入らなければコンサートには行けないはず。でもなぁ…と言いつつ身体はずぶずぶ沼の中。
こうしてはっきりしないまま月日は流れ、ここでまたまた長時間音楽番組の登場だ。
嵐の宮城コンの中継も挟むということで録画しないわけにいかない。
その時わたしはと言うと、課題のコンセプトが決まらず、そして履歴書を書くために図書館にいた。Hey! Say! JUMPは昼頃に登場!とあったがそちらのほうと格闘しなくては…でもちょっと休憩がてらTwitter覗いて……

ああああああああやっぱりお前かーーーー
伊野尾くんんんん今日もふわふわパーマでなんてかわいいのーーーーー!!!!

釘をさされた。わたしはもう完璧に沼の底にたどり着いた。いやもうすでに着いていたのかもしれない。
よし、短期バイト決める。
そして就活も決める。
しっかり稼ぐ、しっかり貢ぐ。
完璧だ。フラフラしていたくせにこういうことで気合が入る単純さに呆れたけれど。
学校と就活でバタバタしており、結局カウコンの申し込みには間に合わなかったがファンクラブに加入。

なんか色んなものよさようなら…という虚無感を抱えつつわたしは今日も求人票と向き合っている。楽しく生きられるならもうそれでいい。
なによりHey! Say! JUMPを好きになってバランスよく嵐のことも応援できるようになった。
これに尽きるように思う。
本人達が可哀想というよりは自分が自分に疲れていたあの時間がふと居なくなったのだ。
今ではHey! Say! JUMPを応援し、嵐を愛でる。
どちらも全力で取り組んでいる。
そこからまたアイドル以外の自分がやりたいことや好きなものに割く時間もちゃんと持つようになった。
仕事もヲタクも夢もどれも叶えたい所存である。

前向きに全てゆっくりと。

これからもよろしくお願いします。

愛する青春時代をありがとう

これはいわゆる担降りブログなのではないだろうか。自分の心の整理であり、なんとなくまとめることで改めて前を向く。向けていられますように…そんな思いを込めて書きました。

わたしはゆずがすきです。
中学生の時に月影という曲を聞いて、その歌心にときめき、ふたりの声と名前と顔と曲を調べあげシングルからアルバムの全てを手元に揃え、雑誌が出たら必ずインタビューを読みふけり、リアルタイムで出演番組を見ないと気が済まず、それはそれは周りに引かれるくらいすきな存在でした。
ええ、今や過去形なのです。
わたしがすきなゆずじゃなくなった!
噛み砕いていけばきっとそういうことなのだと思います。ですが、自分なりにここまで追いかけてきたのだからそれなりの理由があるのではないかと思い立ちつらつらと気持ちの整理をして行こうではないかと思います。

①岩沢曲の減少
これは偏った目線なのかもしれません。お気を悪くされるファンの方も多いと思いますが言及させてください。
毎年1枚は必ずアルバムを出してツアーを回ってくれるありがたいアーティストゆず。
北川さんが立ち上がらなければアルバムのコンセプトどころか次の曲どうする?から話が進まないこと請け合いの全力受身サブリーダー岩沢厚治。自分が受身の体勢でいるからこそ現在進行中のゆずの世界観(≒北川さんの世界観)が生まれると言ってもいいと思う。
その世界観にのっとってアルバムを作るのが最近のルーティーンなのだが(それは長いこと活動をしていた歌手だからこそ仕方ないことでもあるし構わないと思う)岩沢曲の少なさたるや!
元々ふたりが別々に曲を作るものだからやっぱりそれぞれのファンがどうしてもできてしまう。もちろんふたりがすき!というファンも少なくないが、あえて取り上げないでおこう。
わたしはもちろん北川さんの作る曲ですきなものはたくさんある。むしろ年齢を重ねる度にストレートに書かれた歌詞にグッとくる瞬間が増えてきている。
要するにわたしが言いたいのは書くな!とか嫌い!とかではなくて、
ただ岩沢厚治の曲が聴きたい。それだけなんです。
時代が求めているゆずではないのかもしれない。だけれど、あののびのびとした遠まわしな言葉だけど伝わる小さなしあわせを含んだ優しい不器用な曲が聴きたいだけなのです。
しかし北川さんの世界観にのっとった岩沢曲というものもさりげなくそーっといる感じで、もしかしたらそれこそ岩沢曲たる所以なのではないか。この一次休戦とばかりに短い曲も一曲であり箸休めとしても役割が素晴らしいと拍手してもいいのではないか。
ということで落ち着いていた。
ファンだったから。

しかし、まさかの出来事がわたしを襲います。それは2014年新世界ツアーで起こりました。
LANDに新世界と立て続けにアルバムが出るものだから嬉しい反面、内容に少し心配すらあったのですが、聞いてみてびっくり。
いつもより曲がくだけていて、いい!
きっと前作くらい面白い世界観でびっくりさせてくれるはず!という期待を胸にいざツアーへ。

………あれ? あの曲は?

たった一曲だけ、アルバム収録曲のはずなのに演奏されなかった曲があったのです。
その曲は確かに地味だしもしかしたら新世界という世界観からしても浮いていたのかもしれません。ですが、その曲はよりによってわたしが一番すきな岩沢さんの曲でした。
参加する予定は無かったのですが、ご好意で追加のツアーにも参戦しました。が、結局歌われず。わたしがだいすきなはずの弾き語りコーナーが増えていたもののテンションは完全に右肩下がり。肩を落としたままわたしのツアーは終わりました。
アルバム新世界で岩沢さんが作った曲数は15曲中4曲。新曲で言えば3曲。
近年岩沢曲は減少の一途を辿っており、前述の通りもう気にしないことを決めていたのですが(前作のツアーLANDがあまりにも良かったため)、この歌われなかったライブの帰り道何かがぷつりと途絶えてしまったのかなと思う。
さらに追い討ちをかけるようにツアー後のインタビュー記事にて初日北海道で披露したのだけれど新人スタッフから「あの曲をあのタイミングでやるのはどうなんですか」と言われ定番曲に変更した。と語っており、ゆず側の意思(もしくは制作者の意思)ではないことが発覚。
よりショックは増幅し、むしろ追加公演(なぜか弾き語りコーナーが増えコンセプトから逸脱していたように思えた)で披露しよう!という提案はどこにも生まれなかったのだろうかと疑ってかかるようになってしまったのだ。
ファンにとって1番よくない傾向であるように思った。

②顕著に見られる音楽性の違い
今年の1月。岩沢さんが参加する「寺沢勘太郎一家巡業の旅」大阪と名古屋へ参戦。
ゆずではなく、岩沢厚治ひとりが出演するライブサーキットだ。何度かひとりで飲み屋で知り合った渋かっこいいアーティストさんと一緒にライブをやることがあるお酒好きな彼なので珍しいことでもないのだが、わたしはなにせ「ひとりぼっちの岩沢厚治」を初めて見るもので「曲のタイトルだけじゃなくてしゃべったりお客さん盛り上げたりひとりでできるの大丈夫…?!」と37歳成人男性に要らない心配をしていました。
いざどうだ!とライブへ。
ひとりぽつんと残された岩沢さんは、いつも通り。いつもならこっちに相方がいるんですけど…とMCの間終始落ち着かないところを除けばいつも通りでした。
その時ふと思いました。
きっと、北川さんがいなくなったらそのままテレビにも雑誌にも出なくなって地元の歌のうまいおじさんになっていって、ホームページもTwitterもわからない人だからそのまま消えていってしまうのでは無いだろうか。この声も聞けないままだったのかな、と思い始めたら泣いていました。
この人はゆずであり続けなければこうして出会えなかったに違いない。そう確信したのです。

しかし、北川さんとのズレが今年ほど体感としてじわじわと感じられた年はないなと個人的にはそう思うのです。
音楽性というよりは音楽としての成り立ちかたが違うのかな。(すみません)

近年のリーダー北川さんは自分の曲がもつメッセージ性に強く関心を抱き、より多くの人にゆずの曲を聞いて欲しい。フィクションの世界(アートや音楽など)が現実の世界(自分たちが生きている人生観や気持ち)そのものを変える強いチカラがあり、自分たちの曲にもそのチカラが求められている。というような考えを説いているように思う。
文章におこすと壮大すぎるように思うが、彼はゆずの中でも数々のヒット作を生み出し、「ゆずってこういう感じだよね」「ゆずのこの曲すきだなぁ」とファン以外の人にも北川さんの曲は認知されゆずの世界観、いわゆる伝えたいことのようなものは確実に彼が広げてきたように思うのだ。
つまり、北川さんの曲は精神的な面からしても大成功している。

一方で岩沢厚治はどうなのか。
彼は今やファンの間では「カップリング職人」と呼ばれてしまっているほど影を潜めているが、それは今に始まったことではない。表面から攻めることはできないからサブリーダーとして裏からリーダーを支え、曲の盛り上がりでの高音パートやハモリの美しさでヒット曲の大黒柱になってきた。
しかし作る曲はというとどちらかと言えば地味であり、JPOPを意識したものとは程遠い。1種の日記のようで自問自答のような人の心にそっと寄り添う曲なのだ。
「ゆずを知った人」が気づいて聴いて、いつの間にか「あれ、もしかしてこれのことを言ってたの?」と生活の中に紛れて現れる、そんなさりげなさの美学があるように思う。(分かりづらい)
そのせいか「ゆずを知った人」通称ゆずっこと呼ばれるファンの中では岩沢さん派の方がどちらかと言えば多い。知らない曲が多ければ聞きたくなるのがファンの性。ある意味ぼたもち的なお得さなのかもしれない。
スルメ曲と言われるあのおいしさは知った人にしか味わえないのが少し残念である。

そんな岩沢さんの曲が今年初めに配信で発売され、「1発目のシングル!?まじか!!」と色めき立つTLにわたしも加わりワクワクしながらダウンロード。
ツタヤサウンドバリバリで壮大な曲に仕上がっていてそれには結構戸惑いつつも歌詞のやわらかさとあの高音美声に酔いしれた。
が、それもほんの数週間だけの出来事。
なんでだろうおかしいなぁ、どのタイミングで聞いてもやっぱりおいしいと何度もくりかえし食べてしまうスルメ曲の影も形も感じられず、言わば「結構戸惑いつつ」がそれはそれは結構な威力だったのだと気づいたのは最近のこと。

プロデューサーとの相性があまり良いように感じない。もしかしてこれも原因なのかとハッとした。
わたしが最近の編曲で面白い曲、これはライブで盛り上がる!と感じるものは北川曲で、これはこれで良かったの…?とたまにドキッとしてしまうのが岩沢曲である。
今まではやっぱりスルー。
でもこの曲シングル。アルバムの曲じゃない。

このまま微妙なズレがあるまま、が続いてしまうのは避けて欲しい。
でもゆずとして生きていく、生きるにはプロデューサーを別々で付けて!とまで言えない。
それはゆずがゆずであるため、岩沢厚治がゆずでいてくれる限り言ってはいけないことなのだと思う。こんな1ファンがどうこう言うものではないし、変化を恐れているのはわたしだけなのだということも同時にハッと気づいたときにはいつの間にか距離ができていた。

③土砂降りの横浜スタジアム
これは今年行われた横浜スタジアムで行われた二人参客での出来事。
お盆休みが終わるはずの日曜日、わたしはお金がないため夜行バスで帰ることを想定しその翌日月曜日に有給をもらった。
それほどまでに楽しみにしていた、というよりもここが正念場だという気持ちであった。
確かに新世界ツアーがきっかけで不信感は抱いたものの、ゆず本人に会って声を聴いてしまえば(二人揃ってのライブはこれが今年初めて)きっとなんてことなかった好きだったごめんね…と喧嘩別れから無事寄りを戻す昼ドラのような展開になるはず。それでそうならなかったら別れましょう……わたしたち。そんな気持ちだった。
早朝着くはずが10時に到着。快晴。
ゆずっこの聖地桜木町に降り立つ。いつもならテンション上がってにやにやしながら写真も撮るはずなのに変化なし。いやいや決めつけるのはまだ早い。
そうこうしてる間にお昼になり相方到着。何歌うかなー?とファンらしい会話をしつつのんびり会場へ。ゆずっこの交流会が始まったりなんやかんやして席に着くとなんとなく雲行きがいやめちゃくちゃ怪しい空が広がって…いやいや、晴れ男に限ってそんなことない!とのんびり身構えていたのもつかの間。
あの土砂降りである。
3曲を超えたあたりからまさかの土砂降り。
何の用意もして無かったわたしは数秒で雑巾のよう。誰か絞ってくれ、なんなら連れ出してくれ、もっとなんなら中止してくれ………………

あっ

「みんなー帰らないで居てくれてありがとーー!大丈夫かー!最後までいけるかー!!」

そしてわたしは心の中で
「無理ー!」と言いながら相方の手前「いえーい!」とやけくそで叫んだのだ。
もう察していただけただろうか。
これはもう完全に心が離れてしまっている、と確信した瞬間だった。
相方に申し訳が立たないが、もうこれ以上ここでファンとして居続けていいはずがない。
残ってくれた人じゃなくてチケット代が交通費が無駄になる!という気持ちでいっぱいだなんて口が裂けても言えなかった。
すべては「いえーい!」に託した。
死ぬまでに聴きたいと願い続けていた「ジャニス」は雨の音とともにそれはそれは幻想的に聴けるブツになっているらしいのだがわたしは未だに借りることさえできていない。
嬉しいいいと泣きながら帰りたいいいと心の底で泣いていたなんて口が裂けても言えないし今や辛い思い出として挙げてしまっている。

以上3点を総合して、わたしの中のゆずっこ人生は幕を閉じた。
ゆずがすきであることはずっと続けていくつもりだ。しかしゆずのことを心から信じ、なにも疑わず素直に着いていけるのかと問われるときっと首を振ってしまう。
ゆずっこはそれができる人を指すのだと思う。
だからゆずっこを辞めます。
すきなアーティストの1人として応援させてください。
10年もの間私のことを支えてくれて本当にありがとう。もう大丈夫そうです。

またあおう